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コラム

~仕事の整理は『パレートの法則』を活用しよう~

タイトルにあります『パレートの法則』と言う言葉、知っていますか?

すごく簡単に言うと…『2割の要素が8割の事象を生み出す』と言うことです。

…「簡単」と言いながら、少し難しいですよね?

具体例を交えて、説明していきますね。

今回のコラムが、あなたの行動の変化に繋がれば…と思います。

▼ 世の中の多くは『8対2』で出来ている

まずは、こんな感じでイメージをしてください。

世の中を眺めていると「8:2」に近い形で成立していることが、とても多いです。

・空気=窒素:その他=8:2

・地球=水:陸地=8:2

・人間の体=水:その他=8:2

こういった形で、世の中は「8:2」で成立していることがとても多いです。

探せば、まだまだ例は出てくるはずです。

▼ ビジネスの世界で起こる「8:2」とは?

これは、ビジネスの世界でも頻繁にみられます。

売上 「売上の8割は2割の主力商品が担う」

社員 「売上の8割は2割のエース社員が担う」

時間 「成果の8割は費やした時間のうち2割が担う」

こんな感じで『8:2』という数字は、黄金比として使われます。

…不思議ですよね。

ここからが、本題です。

この「パレートの法則」から、どの様なことを読み取ればよいのでしょうか??

少し、考えてみてください。

▼ 「パレートの法則」を活用した整理法

合言葉は「苦手なことに時間を使わない」と、いうことになります。

売上や成果の大部分は、2割の製品や労力が担っています。

裏を返せば「8割の製品や労力」は、2割にしか貢献していないということになります。

「苦手なこと」と「得意なこと」では、費やす時間は大きく違います。

効率的に1日を過ごすのであれば、自分が「苦手なこと」を極力しないという視点も大切です。

得意なことの2割が、8割の成果に繋がる事実…。

まずは「自分の得意なこと」を把握した方が、明らかに「得」です。

▼ さいごに

「得意なことをした方がいい」と言われても…という人も、いるかもしれません。

面接で例えると、自分の「強み」と言い換えられることも多いかもしれませんね。

自分の「強み」は、しっかり自分を知らないとわからないことも多いです。

この辺りは、また別の機会にお話ししたいと思います。

今日は「パレートの法則」をしっかり理解してもらえると、嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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