コラム
一番楽な業界研究
人事として合同企業説明会に参加していて、気になることがあります。
「みんな、名前だけで説明聞く企業決めてない?」ということ。
いや、当たり前だということは分かっています。
B to B中小企業のボヤキだと思われても仕方ありません。
ただ、「有名な企業=良い企業」ではないですよね。
働きやすさ、成長、相性などは人それぞれだと思います。
だからこそ、「知らない企業=選択肢に入らない」というのは、大きな機会損失になります。
選択肢が多ければ、その分チャンスも多いですから。
今回は、少しでも選択肢を増やす方法についてお話していきます。
■ 企業説明会での学生の心理
話は企業説明会に戻ります。
先ほども述べたように、企業説明会ではCMをやっているような企業に人が集まります。
なぜでしょう?
・知らない名前の会社に座るのが怖い
・名前を聞いたことがある=安心
・とりあえず有名な企業に行けば間違いがないだろう
こんな心理ではないでしょうか?
説明会で、知らない会社の席はガラガラ…なんて光景をよく目にすると思います。
もしかして「不人気」ではなく「未認知」だからではないかと考えてことはありますか?
知らなかった企業の方が条件が良いこともあります。
年間休日、手当、転勤の有無、自宅からの距離、キャリアアップのしやすさなど…
学生にとっても知らないのは「もったいないこと」ではないでしょうか。
全員が「誰もが知ってる有名企業に入社したい!」
そう思っているなら話は別ですが…
とりあえず有名な企業、という発想からは抜け出して欲しいなと思います。

■ 他の学生と差をつけるには?
知られていない企業を自分は知っている、という状況は大きなアドバンテージです。
まず、有名企業に比べて応募倍率が低いというところ。
そして、B to B企業であれば、技術力の高さにも気づくと思います。
日常で使っているものはB to B企業が支えています。
家電内部の部品、食料品の加工機械、学校の備品など…
産業を大きく動かしている会社を知ることで、選択肢が全く変わります。

■ 知らない企業を簡単に知るには
問題は、どうやって知らない企業を知るのか?ということですよね。
「考えない」「調べない」けど、「今からできること」を1つ紹介します。
それは、「身近なもののメーカーを見てみること」です。
工場で活躍する機械のメーカーまではさすがに見ることはできませんが…
・コンビニの冷蔵冷凍機器
・バイト先のレジスター
・エレベーターやエスカレーター
・病院の医療機器
こんな風に、自分が目にするもののメーカーを気にして見てください。
すると、知らない企業も知れるし、シェア率の高さに気づくこともあります。

■ まとめ
メーカーを見るクセを付けることで、世の中にある企業がよく見えるようになります。
企業を知ることで、自分の中での選択肢も広がっていくでしょう。
知名度が大切なポイントではないことにも気づくと思います。
もしかしたら、今のあなたの手札には、あなたに合う企業がないかもしれません。
選択肢が広がることで、最終的に自分に合う企業に出会いやすくなる。
企業説明会で空席の多い企業に座る抵抗も減るかもしれません。
なんの知識もとっかかりもないまま企業は調べられません。
メーカーを見ていく中で気になってきたら、その時にスマホで調べればOKです。



