コラム
伝わりやすい話し方を知ってますか?
今回のテーマは「伝わりやすい話し方を学ぼう」です。
この記事で書くことを、先にまとめておきます。
相手に伝わりやすい話し方には3つの原則があります。
・話す目的を明確にすること
・相手を分析すること
・伝えたいメッセージをひとつにすること
いくら一生懸命伝えても、相手の記憶に残らなければ意味がありません。
以上がこの記事の内容になります。
この記事を読むことで、面接やプレゼンでの話し方がワンランク上がるかも!
■ 目的が明確な話は人の心を掴む
皆さんは何か話をするときに「ゴール」は意識していますか?
実は、ゴールを明確にすると話の質がぐっとあがります。
「会議でひとつの結論を出す」
「面接で質問に対する答えを的確に着地させる」
「誠実だと思われたい」
ゴールは自分が納得する理由なら何でも良いです。
話す目的が不明瞭だと、話すこと自体が目的化してしまいます。
これは、話がダラダラと長くなる原因になってしまいます。
友人との世間話で、目的なく話すことに問題はありません。
しかし、ビジネスの場で誰かと話をするときには必ず目的があるはずです。
また、ゴールを決めずに話し出すと、つい余計なことを話してしまいます。
それでは、人の心を掴む話はできません。
人の心を掴む話をするためには「ゴール」をしっかりと意識しましょう。
■ 相手のために話していることを忘れずに
コミュニケーションというのは、当然、相手がいないと成り立ちません。
私たちは無意識に、相手の表情や仕草、知識量、感情などを観察しています。
また、相手に合った適切な言葉を選ぶことも重要です。
面接の時にも、面接官があなたの専門分野に対する知識があるとは限りません。
相手が理解できるように伝えられるのも、コミュニケーション能力です。
常に、相手のために言葉を使う意識をするようにしましょう。
そうすることで、自然と伝え方が変わります。
・手短に
・わかる言葉で
・興味がありそうなことをシンプルに
観察しながら、とにかく相手のために話すことを意識してください。
■ 一度に覚えられるのは1つだけ
話し手というのは、いつもある勘違いをしています。
それは、「聞き手が全部覚えている」と思っていることです。
そのため、ついつい話を詰め込み過ぎてしまいます。
文章やメールは見返すことができるため、情報量を気にしなくて大丈夫です。
しかし、面接やプレゼンの場での話は、一度しか聞くことができません。
・余分な言葉や話を切る
・一番伝えたいことに的を絞る
・適切な言葉や表現を探す
とにかく、話題をひとつに絞る意識をしてください。
「伝えたいことを一言でいうと?」と自問自答することが大切です。
メッセージを少ない文字で短く伝えることを意識しましょう。
言いたいことを記憶してもらうためのポイントは「とにかく短く」です。
伝えたいメッセージ以外を思い切って切るくらいの気持ちで話しを組み立てましょう。
■ まとめ
人に何か伝える時には、事前の準備が大切です。
ただ、「細かく隅々まで準備をしなさい」というわけではありません。
最初に伝えた3つの原則を意識することが大切です。
3つの原則に加えて、話し方を少し工夫するだけで、印象の残り方は変わります。
面接の場においても、内容だけではなく、伝え方についても考えてみてください。