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コラム

成長し続ける人材になろう

新年度が始まって1か月ちょっとが経ちました。

5月の初めにはゴールデンウィークもありましたが、良い休日を過ごせましたか?

4月に入社したばかりの方は、環境の変化に苦労しているかもしれません。

今日は、成長のヒントとなるアドバイスができればと思っています。

■ 失敗しても良い理由

入社してすぐ「失敗を恐れるな」と言われた人も多いのではないでしょうか?

「本当に失敗して大丈夫?」「怒られない?」と不安な気持ちもわかります。

正直に言います。

新入社員が失敗するのは想定内です。

多くの職場では、失敗を頭ごなしに責めることはありません。

(もちろん、態度や仕事への向き合い方で印象は変わりますが…)

そもそも、最初から完璧に仕事が出来る人なんていません。

どれだけ学生時代に努力した人も、社会人としてはゼロからのスタートです。

厳しいことを言われる場面もあると思います。

その中で素直に色々吸収しながら、チャレンジを続けてください。

■ 最初の3年がキャリアをつくる

いつまで新人でいられるのか?を考えたことがあるでしょうか。

社会人としては特に最初の3年間が重要です。

この3年という期間で、社会人としての土台が決まります。

出来るだけ多くの経験をして、業務量をこなすことを意識してください。

・目標設定

・仮説思考

・検証

・修正

これらを繰り返すことがポイントです。

また、「相談力」も重要な武器になります。

多くの人に助けを求められるのは成長の一歩です。

自分がどこまで頑張れて、どこから助けが必要なのか見極められるようになりましょう。

■ 仕事は「つまらない」ものではない

これから先、「仕事がつまらない」「もう辞めたい」と感じることがあります。

これは、どんな人でも間違いなく感じます。

これは実際には「つまらない」のではなく「わからない」のが原因です。

入社して間もないうちは、仕事や会社の全体像を理解できません。

だからといって、待っているだけでは何も状況は変わりません。

社会では、「自分で動く」ことがとても重要です。

そして、「わからない」を解決するには、仕事を分解してみるのが効果的です。

細かく見ていくことで、構造や意味が少しずつ見えてきます。

たとえば、目標を立てるときは「ゴール」だけを決めてはいけません。

それまでに必要な「ステップ」「手段」も考えてみてください。

そうすることで、少しずつ面白さや手ごたえを感じられるようになるはずです。

■ まとめ

学生時代に上手くいっていたことが、会社では通用しないこともあります。

「もっとできるのに」というプライドは手放した方が楽に働けるかもしれません。

失敗しても、実はそれほど失うものはありません。

ただ、そんなことを言われても難しい、という気持ちもわかります。

例えば、「ボツになったアイデア」も小さな失敗と捉えることもできます。

新しいことにチャレンジしようとした結果だからです。

まだ何も行動できそうにない人は、シミュレーションから始めるのがおすすめです。

イメージを膨らませて一歩踏み出してみてください。

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