コラム
~ビジネス書を読んだことがありますか?~
知識を得るためには、社会人になっても日々勉強することはとても大切なことです。
仕事を覚える時の様に『誰かに教わる』ということも、当然多いと思います。
一方で「誰か」というのは、必ずそばにいてくれるわけはありません。
忙しくて、すぐに教えてもらうことが出来ないこともあります。
そういう時にはWEBで調べたり、本を読むことが知識を得るために重要になってきます。
今回のコラムでは「社会人の本の読み方」について少し書いていこうと思います。
▼ 読みたい本を、ただ読めばそれでいい
ビジネス書を、読んだことはありますか?
直接自分の仕事に関わる内容もあれば、社会人のマナーなど内容は多岐に渡ります。
読むことが必要に応じて必須になることも、当然あるかもしれません。
ですが、大人の読書の基本は『読みたい本を読む』ことにあります。
学生時代の勉強は、苦手なこともしなければなりませんでした。
ただ、大人はそれが必ずしも必要とは限りません。
会社の都合は別として、基本的には得意分野を伸ばす働き方が大切です。
ですので、身に着けるべき知識も『自分がやりたいこと』がベースになるでしょう。
その時に読む本は、まさに「自分の読みたい本」になります。
苦手な本はストレスで読めないでしょうし、そもそも長続きしません。
読みたい本を見つけて、どんどん読んでいきましょう。
▼ 大切なのは「理解しているか」ということ
本を読むことは、大切なことです。
誰しもが継続して出来るわけではないので、本を読めるというのは『才能』です。
その中で読むことより「読んだことを理解できたか?」ということは、より重要です。
その判断ポイントは「誰かに説明できるか?」ということになるでしょう。
先ずは自分の言葉にして、しっかりと理解しましょう。
そして、その内容を誰かに伝えてみましょう。
そこまで出来て、初めて『大人の読書』は成立します。
難しい内容や言葉を、いかに自分なりに嚙み砕けるかがカギになります。

▼ 継続のカギは「記録」にある
本を読むことは「才能」と、先ほど書きました。
それくらい長く続けることは、誰しもが出来ないことです。
その中で継続に繋がる行為は『記録』になります。
・読んだ本のタイトル
・読んだ日付や掛かった日数
・本の内容や感想
こういったところを記録して、積み上げていきましょう。
本を読むモチベーションを維持すれば、自然と読書が楽しくなります。
情報を人にシェアすることも、継続に繋がることが判明しています。
努力の継続は、自分の自信にも繋がります。
その自信も、将来の自分の財産となるでしょう。

▼ 本は、別に全部読まなくてもいい
読書が長続きしない理由の一つに、途中で飽きてしまう…ということがあります。
最初は面白かったのに、途中から難しく感じる…というイメージです。
そんな時は、遠慮せずにそこで一旦やめて大丈夫です。
また読みたくなった時に、戻ってきましょう。
読みたいところだけ読んで…という「つまみ食い読み」でも全く問題ありません。
「本は全部読む」という何となくの決まりが、本を読むことを我々から遠ざけています。
「読みたいときに、読みたいところを読む」ぐらいの、気軽な気持ちで継続しましょう。
そして、時間の経過で「戻ってくる」ことをすれば、自分の成長を感じることにもなります。
最初の感想と、時間経過後の理解が違うこともあるのが「読書」の醍醐味です。

▼ さいごに
本を読む人が全員成功するとは限りませんが、成功者の多くは本を読んでいます。
そのくらい「読書」は、有益な行為であるということです。
最初は図書館の活用等から始めても構いませので、本を読むことをぜひ始めてみてください。
必ずや、将来のあなたを助けてくれることになるでしょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。