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コラム

「得意」は「苦手」から探す

自分の得意なこと・苦手なことは理解できていると感じますか?

人生の中で社会人としての期間はとても長いです。

そのため、自分が適応できる環境や仕事を選ぶことが重要です。

苦手なことを無理してやることが偉いわけではありません。

今回は、無理に克服しようとするのではなく、自分の苦手を受け入れようという話です。

■ 活躍できるかは環境しだい

誰でも自分の得意分野というものがあります。

・ルーティンワークをコツコツと進めるのが得意な人

・新しいものを開発することが得意な人

・人とコミュニケーションを取るのが得意な人

「自分は仕事ができない」と感じている人でも、合うものは必ずあります。

たとえば、ドラえもんに登場するのび太くんも、普段はポンコツ扱いですよね。

でも、銃を扱うのは得意で、ヒーローになれます。

自分を活かせる環境に身を置くことで、どんな人でも活躍できます。

自分の弱みを克服しようとせず、環境を変えることも1つの手段です。

■ 自分を活かせる環境の作り方

仕事が合わないなと感じたときに、多くの人が取り組むことは何かわかりますか?

それは「決意を新たにすること」です。

ですが、これは最も意味がないと言えるでしょう。

人は「付き合う人」「時間の使い方」「場所」の3つを変えることでしか変わりません。

そのポイントについてお話していきます。

①付き合う人

ネガティブやポジティブは、相手に引きずられます。

自分と似ていて、この人みたいになりたいと思える人との関わりは良い方向に進みます。

逆に悪い影響を受けていると感じている人との付き合いは減らしましょう。

② 時間の使い方

1日1時間でも良いので、意識して知識を増やすようにしましょう。

なぜなら、知らないことはこの先の選択肢に出てこれないからです。

世の中には、自分が思い描く仕事や生活をしている人が存在します。

まずは、情報収集から始めましょう。

③ 場所

今住んでる場所や、生活圏を変えてみるのも1つの手段です。

自分の苦手な仕事をしている人は、それをやらなくても良い職場に変えてみるとか。

朝起きるのが苦手な人は、毎朝自動でカーテンが開くようにするとか。

とにかく、自分ではなく環境を変えるということが最も大切です。

■ 苦手なことを避けてみる

苦手なことを続けるのって辛いですよね。

ただ、苦手を意識することで自分の強みが見えてきます

皆さんは、自分の強みに気づいていますか?

「自分が無意識にやっていること」

「頑張ってないのに他人から褒められること」

これに当てはまるものが、あなたの強みだと考えられます。

見当たらない場合は、逆に自分の「嫌いなところ」「苦手なこと」「欠点」を見つけましょう。

それらを避けるようにすることで、結果的に心地よい環境と自分の強みが見えます。

強いストレスを感じる仕事は合っていないと考えて大丈夫です。

嫌なことを避けてたどり着いた仕事を続けていきましょう。

■ まとめ

世の中には数えきれないほどの仕事があります。

そこから、自分に合った1つを選ぶというのは、すごく大変です。

そこで、「苦手を避ける」ことで「自分に合った環境を見つける」という方法が使えます。

消去法的な考えにネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれません。

ですが、合うものを探すよりも感覚的にやりやすく感じませんか?

やりたいことが見つからない人は、こういう考え方も使ってみてください。

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