コラム
~就活で一番大切なことは「見た目」~
就職活動において、大事なことは何だと思いますか?
自己PR、資格、学生時代に頑張ったこと、成績…。
様々な答えが合って、どれも正解だと思います。
その中で「誰にでも気をつけられて、効果が大きいモノ」について今日はお伝えします。
気になりますよね?
…答えは「見た目」なんです。
▼ 見た目が重要という答えは「脳のバグにある」
「ずいぶんとありきたりな回答…」と思った人もいるかもしれません。
『人は見た目が9割』という、有名な本もあります。
「人を見た目で判断するなんて、けしからん!」と思った人もいるかもしれません。
就職活動は、もっとしっかりと選考するべきだ!なんて声も聞こえてきそうです。
でも、実際に「見た目」ってめちゃくちゃ大事なんです。
それは脳の構造上仕方がないですし、みんな無意識にしてしまっている…。
というのが実態なんですよね。
▼ 脳のバグとは具体的にどんなものか?
『美しいモノ=正しい と判断する』
こんな脳の性質があります。
脳みそは、日々膨大な量のデータを処理しています。
全てをじっくりと吟味することは、現実的には不可能です。
スマートフォン等の進化で、脳が処理する情報量は指数関数的に増えてしまっています。
そこで、脳はコスパ良く処理するように「直感的」に物事を判断するようになります。
面倒な処理を「感覚的」に済ませるようになります。
…これは意識の外で行われるので、止めることはできません。
そこでよく使われるものは「美しい」という美的感覚の評価になります。
これは「正しい」と人間が感じる分野と、とても近いところにあると言われています。
「美しい」と「正しい」は近しいところで、判断されるということです。
そのため「美しいモノ」をみると、人は好印象を持ちやすいんですね。

『わからないこと=許せない』
ついでに、もう一つ。
脳は「わからない」ということが、とても嫌いです。
白黒はっきりつけたい性格…とでも、言えるかもしれません。
判断に困ることや、判別のしにくいことを「第一印象」によって決定しがちです。
…それは、一見すると短絡的な判断に見えるかもしれません。
でも膨大な情報量を処理することや、判断が出来ないこの保留を避けるために「無意識(繰り返しになりますが)」に行ってしまうのです。
そして「無意識」なので、自分の意志でどうこう出来るモノでもないんです。
※心臓を、自分で自由に動かせないように…。
▼ バグは直せないから、活用するに限る
「不公平だ!」と言っても仕方ありません。
こういう事実は、知って活かすということを個人的におススメします。
ですので、就活において有効な対策は「見た目にこだわる」が手っ取り早いです。
別に「着飾る」必要があるわけではありません。
重要なのは「他人にどう見えるか?」です。

イケメン・美女は有利ですが、焦っても仕方ありません。
清潔感を持って、他人にどう見えるか?を重視しましょう。
「個性」や「好み」は、いったん置いておいておきましょう。
「量産型」なんて揶揄されるかもしれませんが、ある程度世の中に知れ渡った「型」に則ることが実は近道です。
▼ さいごに
そもそも社会人における「身だしなみ」は、自分のためではなく他人のためと私は考えています。
スーツにアイロンをかけるのも、髪形を整えるのも、適度なメイクをするのも…。
一言で言うと「時間が掛かって面倒」であることは事実です。
でもそれは「相手」を意識して、時間を費やすことで尊敬を示すことだと思うんです。
そういう意味でも人生に何度もない「就活」では、ぜひ見た目にこだわって頂きたいと思います。
第一歩目としての、提案です。
「誰かと会う時に、身だしなみに費やす時間をもう3分だけ費やしてみませんか?」
その小さな一歩が「他人のために、意識を向ける」という習慣に繋がると思います。
今日から始められる、小さな一歩です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



